NARV-9004 ¥3,241 (+税) 2017.09.27
発売
合唱団 響~Kyo~ 演奏会 2016 
合唱オペラ 中也!
【演奏】
合唱団 響~Kyo~  音楽監督・指揮:栗山文昭 ピアノ:浅井道子

【曲目】
合唱オペラ 中也!
プレトーク(西村朗、佐々木幹郎) 
1.暗闇からの声たち 2.軍靴 3.頭を、ボーズにしてやらう 4.サーカス 5.出会い 6.縁側 7.秋の愁嘆 8.離別 9.朝の歌 10.娼婦たち 11.心中 12.中也と太宰 13.曇天 14.青山学院 15.文也 16.一つのメルヘン 17.二・二六事件 18.崩壊 19.無限の前に腕を振る 

【制作】
台本・演出:佐々木幹郎 作曲:西村朗
演出助手:しままなぶ 舞台監督:中村眞理 照明:成瀬一裕

【録画】
2016年11月27日 すみだトリフォニーホール 大ホール
戦争の時代を生きた中也
合唱オペラ「中也!」は、戦争の時代を生きた中原中也の物語である。彼は第一次世界大戦の「戦後」と、第二次世界大戦の「戦前」を生きた。戦争と人間の日常生活はつねに対立する。だから、彼は戦争を憎んだ。軍人を憎んだ。しかし、詩の言葉には直接、登場させなかった。中原中也の出身地は明治維新の元勲たちが輩出した長州・山口県である。故郷への愛と、それとは捩じれるような感覚で、フランスの詩人ランボーやヴェルレーヌを追い、日本語に子守歌のような懐かしいリズムをもたらした。この時代にどうしてこんなに新鮮な言葉が生み出されたのか。
戦争の時代の狂気と笑気。合唱オペラ「中也!」には、つねに軍靴が鳴り響く。それと同時に群衆の笑い、娼婦や女給たちの笑いがある。そして生み出される人間の愛。中原中也の詩は、戦争の足音が近づいた現在の日本でこそ生きる。佐々木 幹郎

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