2024.9.14 発売
NARC-2190
¥2,200 (税込)
¥2,000 (税別)
紫式部日記の朗読と当時の雅楽譜での演奏。
紫式部の雅楽|左野龍子、長谷川景光
【曲目】 1. 土御門殿邸の初秋の様子(第一部 敦成親王誕生記 第一章 寛弘五年秋の記)
2. 平調「萬歳楽」
3. 大食調「大平楽道行(朝小子)」
4. 大食調「大平楽破(武昌楽)」
5. 大食調「大平楽急(合勧塩)」
6. 御前の管弦・舞楽の御遊(第一部 敦成親王誕生記 第二章 寛弘五年冬の記)
7. 壱越調「賀殿破」
8. 壱越調「賀殿急」
9. 大食調「長慶子」
10. 正月十五日敦良親王御五十日の祝い(第三部 宮仕生活備忘記 第三章 寛弘七年正月 若宮たちの御戴餅)
11. 催馬楽「安名尊」
12. 双調「鳥破」
13. 双調「鳥急」
14. 双調「調子」
【演奏】 左野龍子(楽琵琶、楽箏、龍笛、笙)、長谷川景光(龍笛、大篳篥)、松浦このみ(朗読)
【録音】2024年1月4日~7月31日
【JANコード】4560205211909
【好評発売中】 源博雅の雅楽七秘曲|左野龍子、長谷川景光 NARC-2189 ¥2,200(税込)
【商品説明】
『源氏物語』においては、多くの雅楽曲名が登場し、また演奏・演舞の場面が描かれています。しかし、これは小説であるが故にフィクションと解釈されます。一方、『紫式部日記』に書かれている雅楽の場面は歴史的事実であり、雅楽研究に一石を投じる貴重な要素を含んでいます。
このアルバムでは、『紫式部日記』の朗読と共に、記載された雅楽曲を当時の雅楽譜で演奏するという、本邦初となる企画に基づき制作されました。
【プロフィール】
◆左野龍子(さのりゅうこ)
ファースト・アルバムとなる「源博雅の雅楽七秘曲」の他、4枚の雅楽CDアルバムのレコーディングに出演し、多くのコンサートに横笛、鳳笙、楽琵琶、楽箏、五絃琵琶奏者、舞人として出演しています。雅楽横笛、楽琵琶、左舞を長谷川景光に師事。雅楽横笛を福岡三朗、加藤道信に師事。笙を今西靖志に師事。楽箏、左舞を薗隆博に師事。楽箏を副島昌俊、米澤茉莉佳に師事。平安楽舎理事・事務局長・師範。目黒学園講師。
◆長谷川景光(はせがわかげみつ)
独自の音楽理論「トーナリアの法則」を構築した他、長年、古楽譜の解読研究に携わり、『平安朝龍笛要録』『古今神楽笛譜』等、多くの楽譜集、解説書を執筆。これまで、2つのレコード会社から10枚のCDアルバムをリリース。現代音楽研究所にて柴田南雄に学ぶ。海地昭三に雅楽を師事。芝祐靖に雅楽横笛を師事。松井北斗に楽琵琶を師事。神奈川大学で10年間講師。平安楽舎楽長。平安歌謡藤家流宗師。淹茶道、平安朝香道初代宗師。
◆松浦このみ(まつうらこのみ)
FM静岡アナウンサーを経てフリー。Tokyo FM、ラジオ日本などで、数多くの番組パーソナリティ。ナレーターとしてもCM・企業VP等多数。朗読は学生時代より山内雅人氏、鎌田弥恵氏に師事。1995年gusuto de piroを立ち上げ、朗読と生演奏で物語の世界を綴る公演、朗読教室を主宰。2024年著書『聞き手も読み手も楽しめる朗読のレッスン』出版。