2009.10.21発売 NARD-5027 ¥2,619(税込)
¥2,381(税別)
声 ことば 多彩な響きの層が織りなす 音のランドスケープ

響層T/ 藤井宏樹 & Ensemble PVD


【収録曲】
■柴田南雄/立原道造(詞):
 無伴奏混声合唱のための 優しき歌・第二
 Tまた落葉林で U朝に Vまた晝に W午後に
■三善晃:混声合唱のための 五つの日本民謡
 1.阿波踊り(徳島県民謡) 2.佐渡おけさ(新潟県民謡)
 3.木曽節(長野県民謡) 4.ソーラン節(北海道民謡)
 5.五ッ木の子守唄(熊本県民謡)
■湯浅譲二:芭蕉の俳句によるプロジェクション
 1.野ざらしを 心に風の しむ身哉
 2.いのちふたつの なかに生きたる 櫻かな
 3.夜ル 竊(ひそか)ニ 虫は月下の 栗を穿ツ
 4.海くれて 鴨の声 ほのかに白し
 5.山も庭も うごきいるるや 夏座敷
 6.あかあかと 日は難面(つれなく)も あきの風
 7.月はやし 梢は雨を 持ちながら
 8.枯朶に 鳥のとまりけり 秋の暮
 9.冬の日や 馬上に氷る 影法師
 10.旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る
【演奏者】
藤井宏樹(指揮)、Ensemble PVD(合唱)
安江佐和子(ヴィブラフォン)
【録音】
2007年12月26日 2008年12月27日
東邦音楽大学グランツザール
 ◇プロフィール

藤井宏樹:東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。声楽を畑中良輔氏に、指揮法を黒岩英臣氏に師事。全9団体を有する《樹の会》、Ensemble PVDの音楽監督を務めるほか、合唱団「弥彦」などの講師としても活躍している。全日本合唱コンクール全国大会において数年に渡り金賞受賞、海外のコンクールにおいても1位、2位という高い評価を得ており、海外に招聘される機会も多い。Tokyo cantatなどの企画・運営、現代作曲家への委嘱などを行うほか、オーケストラの指揮者としても活躍し好評を博している。21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」幹事。東邦音楽大学特任准教授。国立音楽大学非常勤講師。JCDA日本合唱指揮者協会会員。エリザベト音楽大学付属室内合唱団エリザベトシンガーズ指揮者。


Ensemble PVD:藤井宏樹氏と「芸術音楽としての合唱活動」を追求しようと創られた。音楽監督、常任指揮者は藤井氏。これまでに、ビクターエンターテインメント、コロムビアミュージックエンタテインメントなどのCDレコーディング活動や、日本各地の芸術鑑賞会等での演奏活動をしている。第21回東京ヴォーカルアンサンブルコンテスト ルネサンス・バロック部門において金賞及び東京都合唱連盟理事長賞を受賞。また、2009年トロサ国際合唱コンクールでは、宗教曲部門・世俗曲部門で3位入賞。
メンバーは会社員、研究者、教師、学生、声楽家、ヴォイス・トレーナー、主婦など様々な日常生活を送りながらも、藤井氏とともに深く音楽活動に関わっている。

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