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木野雅之&花房晴美
デュオ・リサイタル
NARD-5031 ¥3,080(税込) |
【収録曲】
①プーランク:ヴァイオリン・ソナタ「ガルシア・ロルカの思い出」 ②バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ③サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ニ短調 ④プーランク:15の即興曲 第15番 ハ短調「エディット・ピアフに捧ぐ」 ⑤プーランク:ヴァイオリンとピアノのためのバガテル
ニ短調
【演奏者】
木野雅之(ヴァイオリン)、花房晴美(ピアノ)
【録音】
2009年4月17日
東京文化会館小ホール[ライヴ録音]
☆プロフィール
木野雅之:日比野愛次、篠崎功子、西川重三の各氏に師事。1977年第31回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位受賞。1980年第49回日本音楽コンクール入選。桐朋学園を経て1982年ロンドンのギルドホール音楽院に入学し、名匠イフラ・ニーマン教授に師事。同音楽院およびマイラ・ヘス財団のスカラシップを獲得。同音楽院卒業後は巨匠ナタン・ミルシュタイン、ルッジェーロ・リッチ、イヴリー・ギトリスの各氏に師事し研鑽を積んだ。1983年ロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリン・コンクールにて審査員全員一致で優勝。1984年カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールにて最高位とW.H.スミス賞および聴衆賞を受賞。1985年メニューヒン国際コンクールにてサロン音楽特別賞を受賞。1987年、将来性ある優れた演奏家に贈られる「ロイヤルオーケストラ協会シルバーメタル」を授与され、ロンドンで記念演奏会を行った。1988年ルッジェーロ・リッチ国際マスター・コンクール優勝。1990年パームビーチ招待国際ヴァイオリン・コンクール優勝。
1984年より本格的演奏活動を開始。1993年4月より日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、2002年7月よりソロ・コンサートマスターに就任、現在に至る。楽器は恩師ルッジェーロ・リッチが使用していた1776年生ロレンツォ・ストリオーニ。
花房晴美:桐朋学園高校を主席で卒業後、フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立音楽院で、ピアノをピエール・サンカン氏に、室内楽をジャン・ユボー氏に学ぶ。モンツァ国際コンクール第2位入賞、ヴィオッティ国際コンクール第3位(1位なし)入賞、エリザベート王妃国際コンクール入賞並びに新作課題曲(協奏曲)に対する作曲家賞受賞。第5回シフラ国際コンクール第2位(1位なし)入賞、同時に聴衆が選ぶ最も気に入ったピアニストにも選ばれる。ボルドー音楽祭では金メダル受賞。
国内でのリサイタルのほか、NHK交響楽団をはじめとする日本の主要オーケストラとの共演も多く、いずれも好評を得ている。またソリストとしてBBC交響楽団、エーテボリ管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、コロンヌ管弦楽団、フランツー・リスト室内管弦楽団、アンサンブル・ウィーン=ベルリン等と共演。カンヌ音楽祭では「技術に裏付けられた、輝かしい演奏」と絶賛された。
2007年は日本デビュー30周年にあたり、集大成というべきリサイタルを東京・紀尾井ホールで二夜にわたって行い好評を博した。
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